...つべこべつべこべ果てしないのんです...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...果てしない旅に人馬ともに疲れ果てた移民団などが来ていた...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...果てしない不満のようなものが残っているのをどうしようもなかった...
堀辰雄 「ほととぎす」
...汚職騷ぎなども果てしない人類墮落の現れともみられようが...
正宗白鳥 「今日は無事」
...果てしない混合がはじまったとき...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...(c)それに果てしない道というものはないのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それでその瞬間からバックはきびしい果てしない憎悪をもつてスピッツを憎んだ...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...雲霧の變貌去來の果てしないのを眺めやりながら...
吉江喬松 「山岳美觀」
...その果てしない日の青白い薔薇色がゝつた光りに照らされてゐる小さな共同墓地をまざ/\見るやうな氣がした...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...暗碧の色をした果てしない水の廣野...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...ただ果てしない乱軍の囲みと炎の迷路だった...
吉川英治 「三国志」
...果てしない民衆の塗炭(とたん)である...
吉川英治 「新書太閤記」
...合戦が始まっている」などと果てしない噂も生じ...
吉川英治 「新書太閤記」
...いつ果てしないこの主従に...
吉川英治 「新書太閤記」
...「果てしない押問答...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...ようやく果てしない事と...
吉川英治 「源頼朝」
...よしないことに生命は捨てるなよ」果てしない心地に...
吉川英治 「宮本武蔵」
...誰もがそこから潜伏する悪意と果てしない邪悪への凶兆を見いだしているようだった...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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