...木乃伊を見に行ったことがある...
...彼女は、マミー(木乃伊)に興味がある...
...昔のエジプト人は死者を木乃伊にしていた...
...木乃伊の映画を見たことがある...
...この博物館には、数多くの木乃伊が展示されている...
...河馬(かば)の木乃伊(みいら)とも譬(たと)えようのねえ...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...文学者(ぶんがくしや)を以て大(だい)のンきなり大(だい)気楽(きらく)なり大(だい)阿呆(あはう)なりといふ事の当否(たうひ)は兎(と)も角(かく)も眼(め)ばかりパチクリさして心(こゝろ)は藻脱(もぬけ)の売(から)となれる木乃伊(ミイラ)文学者(ぶんがくしや)は豈(あ)に是れ人間(にんげん)の精粋(きつすゐ)にあらずや...
三文字屋金平 「為文学者経」
...ある時支那の西域(せいゐき)で発掘せられた木乃伊の鑑定を頼まれた事があつた...
薄田泣菫 「茶話」
...関野氏はいつ迄も/\じつと木乃伊を見てゐるうちに...
薄田泣菫 「茶話」
...「折角の美しい木乃伊だ...
薄田泣菫 「茶話」
...「一体この金や木乃伊は...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...この島から時々木乃伊が……土砂の崩壊によるものか...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...さうしてあれは木乃伊だといふ意識がはつきりと殘つてゐたのが不思議であつた...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...そしてやはり干からびた木乃伊(ミイラ)のような人物が点在している...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...世間には木乃伊(ミイラ)取りの木乃伊というのがある」「これはまた我々共を御信用ないこと夥(おびただ)しい...
中里介山 「大菩薩峠」
...ネフェルカプターの木乃伊(ミイラ)はニヤリと笑った...
中島敦 「セトナ皇子(仮題)」
...足許(あしもと)に木乃伊がころがっている...
中島敦 「木乃伊」
...この木乃伊に宿っていた時の様々な記憶が...
中島敦 「木乃伊」
...木乃伊(ミイラ)取りが木乃伊になって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それは女の木乃伊(ミイラ)であつた...
正宗白鳥 「奇怪な客」
...さながらに木乃伊(ミイラ)の出来たてのような気味の悪い感じをあらわしていた...
夢野久作 「人間レコード」
...ともに宗族(そうぞく)で親類も同様ですからな」「木乃伊取(ミイラと)りが木乃伊になっては何もならん...
吉川英治 「三国志」
...我々は官憲の眼をくらますために木乃伊(ミイラ)の教訓的な役割をいつまでも演じていたくはないのです...
吉行エイスケ 「地図に出てくる男女」
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