...久米正雄君所生の「微苦笑」「強気弱気」などはその最たるものであらう...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...正にその最たるものなり...
芥川龍之介 「続野人生計事」
...第六の如きはその最たるものであった...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...バンヤンの如きはその最たるものである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...全く火事は江戸人の重大視したものの最たるものであった...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...過去の日曜日のうちでは今日が最たるものであったかも知れない...
谷崎潤一郎 「鍵」
...自己革命の最たるものだ...
種田山頭火 「其中日記」
...女主人はむろん最たる容疑をかけられたわけだが...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「曲れる者」
...その最たるものだ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...みぢめで凡そ男らしくなき最たるもの...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...あるいは愚の最たるものにすぎなかった...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...がこの職務たるや閑職の最たるものである...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「鐘塔の悪魔」
...人間不信の最たる状態だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...最たるものだ」カーバー所長が陽気に言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...その最たるものだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...彼のギャグのすばらしさの最たるものだろう...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...「私」の問題も片面ではその最たるものでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...生死の二と自他の別とはその悲痛の最たるものである...
柳宗悦 「民藝四十年」
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