...見通(みとお)しのきかぬ曲がり角の近くで...
壺井栄 「二十四の瞳」
...汽車は線路の曲がり角(かど)で見えなくなった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...道の曲がり角にて出会う...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...プランスノアの道の曲がり角になってる土堤(どて)の上で...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ジュナップからブラッセルへ行く道の曲がり角をさえぎってるイギリス軍の防寨から発した俯瞰(ふかん)銃火のために負傷したこと...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...建物の内側の曲がり角(かど)を通り過ぎると...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ガヴローシュがバレー街の曲がり角(かど)に見えなくなると...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...四人はすでに曲がり角へ来た...
夏目漱石 「三四郎」
...わたしたちはもう坂の曲がり角を通りこした...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...源氏は振り返って曲がり角(かど)の高欄の所へしばらく中将を引き据(す)えた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...曲がり角ごとにわづかな町すぢの變化があつた...
室生犀星 「巷の子」
...たしかこの辺の曲がり角に看板のあるのを見たはずだがと思いながら行く...
森鴎外 「普請中」
...あの共同井があってその脇の曲がり角に...
柳田国男 「雪国の春」
...曲がり角にはちゃんと桜があるのは...
柳田国男 「雪国の春」
...曲がり角まで出るに手間どるほど...
吉川英治 「大岡越前」
...露地の曲がり角に...
吉川英治 「死んだ千鳥」
...ダンフォースはまたしても上の遺跡の曲がり角で見たと思い込んでいる足跡のことを囁いた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...道の曲がり角、曲がり角には、道しるべのように雨引観世音と刻んだ小さい碑があった...
若杉鳥子 「旧師の家」
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