...其處へ道廳に勤めてゐる友人の立見君が公用旁々見舞に來て呉れたので...
石川啄木 「札幌」
...新家の家の家政を手伝ひ旁々(かたがた)...
石川啄木 「二筋の血」
...六三国一の善光寺参拝旁...
田山録弥 「田舎からの手紙」
...それを迎へ旁々(かた/″\)父母の一周忌の山榊を採りに来たんだよ』『誰だね?』『Sさ――』『あ...
田山録弥 「ひとつのパラソル」
...旁々(かたがた)の頬にもまた蒼(あお)さめた唇へかけて...
イワン・ツルゲーネフ Ivan Turgenev 二葉亭四迷訳 「あいびき」
...旁ら文章や詩も作っていたので...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...昨夜は親分の御世話になりましたのでお礼旁々(かたがた)伺いました――」そんな事を言って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...まずはとりあえず御通知旁々(かたがた)御伺いまで...
野呂栄太郎 「平野義太郎宛書簡」
...況(まし)てや従来我が植物に充(あ)てられし漢名には中(あた)っていなきものすこぶる多ければ旁(かたが)たそれを排斥すべし」と絶叫しかつ直(すぐ)に実行したのが当時民間に居った私であった...
牧野富太郎 「植物記」
...獺懶などの旁は負なり頁(おおがい)に非ず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...如其旁訓朱点...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...旁(かたはら)詩文題跋に及んだ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...是は旁系溝挾氏である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...九郎右衛門の見舞旁(かたがた)姫路に立ち寄った...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...旁(かたわら)国典にも通じていた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...固定し遺伝する旁例は人類が最も多く持って居る...
柳田國男 「どら猫観察記」
...客のおつき合い旁々商売しているという風なのだ...
山之口貘 「池袋の店」
...仮縫を身に合せ旁(かた/″\)巴里(パリイ)見物に続続(ぞくぞく)遣つて来ると云ふ段取(だんどり)である...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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