...最近未亡人倶楽部という新趣向を思いついてから...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「耳香水」
...やっぱり新趣向のお道化と見なされ...
太宰治 「人間失格」
...小男(こおとこ)の坊さんが新趣向を提出したのを面白がりながら訊ねてみた...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「作男・ゴーの名誉」
...今度の映画ではさらにいろいろの新趣向を提供して観客の興味を新たにしようと努力した跡がうかがわれる...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...夏の末には己が新趣向の広告をまいて...
徳田秋声 「あらくれ」
...ブライトの二氏をして古今の政治演劇中にいまだかつて見ざるかのシェイクスピアの玲瓏(れいろう)なる脳中にすら浮かみ来たらざる新趣向・新脚色の技を演ぜしめ...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...新言語を用い新趣向を求めたる彼の卓見は歌学史上特筆して後に伝えざるべからず...
正岡子規 「曙覧の歌」
...これは明治になつての植木屋の新趣向であらうと思ふて居たら...
正岡子規 「病牀六尺」
...あるいは新趣向かというような気もする...
柳田国男 「年中行事覚書」
...そのくせ書きあがったのをみるとなんにも新趣向なんかありあしない...
山本周五郎 「新潮記」
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