例文・使い方一覧でみる「新しく」の意味
スポンサーリンク...及びその作つた歌を輯めてこの集を出版するといふことを自分自身の家を新しく建てる人の熱心を以て計畫してゐるといふことは... 
石川啄木 「歌集「嘲笑」序文」
...新しくやって来る火星のボートの着陸の用意で...
海野十三 「火星兵団」
...希臘の女と比べて少しも新しくなつてゐない...
薄田泣菫 「茶話」
...その墓のまへに新しく飾られてあつた紙の蓮華の白い葉に...
太宰治 「思ひ出」
...此等の話は凡て当時の自分に取つては全く耳新しく眼新しいものばかりであつた...
寺田寅彦 「蓑田先生」
...それはごく新しくしるされたもので...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...新しく別に研究生の津田生が加わって三人...
中里介山 「大菩薩峠」
...新しく小学校が設けられる...
中原中也 「詩と其の伝統」
...今度新しく地球物理学の研究所をつくる案がある...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...娘のお歌は新しく入れたお茶に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...新しくこの世界に存在し...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...東宝村の新しく出来た日東コーナーハウスで...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ぜひ至急帰って来いと新しく四代目を襲いだ今度の柳枝から手紙が届いた...
正岡容 「寄席」
...時々新しくなるばかりで...
柳田国男 「山の人生」
...大きな橋が一つ二つ新しく架けられているようであるが...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...新しく食事に来たものらも事の真相を知るに及ぶと...
横光利一 「旅愁」
...新しく知人が出来て来ると...
横光利一 「旅愁」
...槍の血を新しくしては不死身（ふじみ）のように駈けつづけているのである...
吉川英治 「松のや露八」
便利！手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう？？