例文・使い方一覧でみる「斬る」の意味
スポンサーリンク...王倫（おうりん）斬るべしと絶叫せしめた上奏文を見ても... 
大隈重信 「世界平和の趨勢」
...矢張城方の武士が首を斬る暇がなかったために鼻を持って行ったので...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...斬るか――のう平」「四ツ本...
直木三十五 「南国太平記」
...子は可愛いぞ、益満、然し、天下のために、子を斬る時も、人間にはあるぞ...
直木三十五 「南国太平記」
...斬るより突け...
直木三十五 「南国太平記」
...「うむ、兵馬を斬るか、兵馬に斬られるか……」「それは――」「まさか兵馬が小腕に斬られようとも思わぬ、毒を食わば皿までということがある、宇津木兄弟を同じ刃（やいば）に……」竜之助の蒼白い面に凄い微笑が迸（ほとばし）る...
中里介山 「大菩薩峠」
...明日は人を斬るべき今宵という時に...
中里介山 「大菩薩峠」
...もう怖くてなりませぬ」「斬ると言ったら怖くもあろうけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...朋輩万田某を斬って立退（たちの）いたこの山浦丈太郎を斬るには斬るだけの理由があったが...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...俺はもう人を斬ることなど思いもよらない」「――――」お秋は黙って男の肩へ手をかけると...
野村胡堂 「十字架観音」
...牢内の刑場で首を斬る...
服部之総 「せいばい」
...乞食ども！ ぶった斬るぞ...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...おいらぁ人を斬るのは嫌えだ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...脚は常に地を踏まえ、腕は常に空をきり、突くも、斬るも、的をはずすことなし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...連れがあると聞いて金右衛門は、いよいよこいつ油断のならない小僧、斬るべきか、手捕りにすべきか、それともどうしてやろうかと、思案をしながら、取敢えずポンと野槍の柄を押ッ放すと、「あっ」と次郎はうしろへよろけて、その足元を踏み直すや否、奮然、獅子の子のように髪（かみ）逆立（さかだ）ててまいりました...
吉川英治 「江戸三国志」
...ふたたび哭（な）く者は立ちどころに斬るぞ」と...
吉川英治 「三国志」
...斬るにも自在な反（そ）り按配（あんばい）...
吉川英治 「神州天馬侠」
...斬ることができぬぞ...
吉川英治 「新書太閤記」
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