...彼は放浪者として旅をしている...
...放浪者を助けるボランティア活動に参加した...
...その映画は放浪者の人生を描いたものだ...
...放浪者のように一人ぼっちで生きるつもりはない...
...放浪者として生きることに憧れを抱く人もいる...
...これら天界の放浪者の質量は微小なものであるために皆星雲中に捕えられて残り...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...放浪者(ごろつき)みたいな?』『然(さ)うですか...
石川啄木 「菊池君」
...所謂自然生(じねんじよ)の大放浪者...
石川啄木 「雲は天才である」
...内地から 入り込んだ 放浪者 の珍らしむ 価値は 殆ど なからうでは ないか?)放浪者は 寧ろ その他に 注意する ものが ある...
岩野泡鳴 「札幌の印象」
...放浪者の 酒と 女と(生の 価値も そこに 見えると 思はれた)のあぢを 途切らせなかつた...
岩野泡鳴 「札幌の印象」
...放浪者(ほうろうしゃ)であった...
海野十三 「少年探偵長」
...放浪者の特権...
谷譲次 「踊る地平線」
...五十未だ家をなさぬ彼は国際的放浪者らしい面影もある...
種田山頭火 「道中記」
...道ばたの放浪者に気づき...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...恵みを受けた放浪者が感謝の涙に咽んだだろう...
豊島与志雄 「都会の幽気」
...最も偉大なるものおよび最も下等なるもの、あらゆるものの外部に彷徨(ほうこう)しながら機会をねらってる者、浮浪人、無頼漢(ぶらいかん)、街頭の放浪者、空に漂う寒い雲のみを屋根として都会の砂漠(さばく)に夜眠る者、仕事によらずして行きあたりばったりに日々のパンを求むる者、悲惨と微賤(びせん)のうちに沈淪(ちんりん)してる名もなき者、腕をあらわにしてる者、跣足(はだし)のままの者、それらが暴動にくみする人々である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...亡命者放浪者の傳記を讀めば想像するに難くはあるまい...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...汚くしばしば食物欠乏に曝されている放浪者たち...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...幾分放浪者(ボヘミアン)の素質と...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...思いがけなく放浪者になりました時に...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ほんとうに御退屈でしたろう……」放浪者は淋しく笑って卓の上に残った茶碗を取上げたが...
山下利三郎 「流転」
...ではこのお名刺も戴いてまいります」叮寧(ていねい)に頭を下げた放浪者は静かに上衣の釦(ボタン)をかけて立上った...
山下利三郎 「流転」
...あの窓から覗いて……あの煙草屋の前を力なげに歩んでいる放浪者に心を惹きつけられた……慍られはしないかと思いながら跡を逐(お)うて呼んでみたが...
山下利三郎 「流転」
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