...薩摩琵琶の聲色になつたりする...
石川啄木 「散文詩」
...……挨拶(あいさつ)に出た番頭にも、按摩の惣市、宗山と云う、これこれした芸人が居るか、と聞くと、誰の返事も同じ事...
泉鏡花 「歌行燈」
...達摩さんが飛び出しますよ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...藍色末に胡摩塩(ごましお)を少々振りかけたような斑点...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...冷水摩擦をやってあげるがいいこと」艶めかしい匂いが...
海野十三 「深夜の市長」
...もろもろの法は千変万化(せんぺんばんか)摩訶不思議(まかふしぎ)である...
高浜虚子 「俳句への道」
...南無緑平老菩薩! 十万三世一切仏、諸尊菩薩摩(マヽ)薩、摩訶般若波羅蜜...
種田山頭火 「行乞記」
...弦と弓の毛との摩擦に打ち勝つ仕事によって注ぎ込んで行くのであるが...
寺田寅彦 「「手首」の問題」
...静かにその刃の上を斜めに摩(こす)りはじめました...
中里介山 「大菩薩峠」
...莚張(むしろば)りの中へ杖(つえ)を突き入れると、「おいおい、ここへ入って来ちゃいけねえ、按摩さん、勘違えしちゃいけねえよ」通りかかった楽屋番が注意を与えると、盲法師は、「はいはい、あの、こちら様に、清澄の茂太郎がおりますんでございましょうか...
中里介山 「大菩薩峠」
...薩摩はそんな危急に瀕したことは一度もなく...
中里介山 「大菩薩峠」
...――袖摩(そです)り合うも何とかの因縁(いんねん)だ...
夏目漱石 「坑夫」
...どこで?」「按摩(あんま)の佐(さ)の市(いち)さんが帰って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「とこをで護摩壇の下の拔(ぬ)け穴だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...仕事やのお京さんは八百屋横町に按摩をして居る伯父さんが口入れで何處のかお邸へ御奉公に出るのださうだ...
樋口一葉 「わかれ道」
...志摩徳は顔を顰めて...
久生十蘭 「魔都」
...母の肩を按摩してゐる夢を見てゐるところであつた...
牧野信一 「剥製」
...猪自ら誇って曰く、摩竭と鴦の二国、我汝とともに闘うを聞かん、汝来って我と戦え、何を以て怖れて走る...
南方熊楠 「十二支考」
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