...仕事に携わるらしかった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...これが元来好きな物理学にも携わる契機ともなったのでした...
石原純 「ヘルムホルツ」
...携わる連中に――面と向っては言いかねる...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...同じ文学に携わる者としては夏目という名前がしばしば繰返された...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...文芸に携わる者は誰も皆其処(そこ)に基調を持つ...
高浜虚子 「俳句への道」
...また世界中で製造業に携わるものは...
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」
...そうした戒心を有ちながらこの夫々の単一的文化職業組合の結成運動に携わるのだと考えているかも知れないが...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...音楽に携わること...
野村胡堂 「楽聖物語」
...後世の芸術に携わるものが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...ことに文芸に携わるものには覚えていてよい年であろう...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...彼らはただ法律によって彼らに規定されている訴訟の各部分にだけ携わるのであり...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...その村の風土調査に実地に携わるようにとの重任までもお引受けするようになってしまった...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...母方の御伯父(おじ)は皆親王で実際の政治に携わることのできないのも不文律になっていたから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...源氏にも朝家(ちょうけ)の政治に携わる上に心得ていねばならぬことをお教えになり...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...どうしてそんな無学のくせに哲学などに携わるのかと咎めましたところ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...機(はた)に携わる人たちの趣味と技芸とが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...それに女が携わると目に立つが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...そして新しいかつ有利な外国貿易に携わるために資本を他の職業から引去ることは...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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