例文・使い方一覧でみる「損じる」の意味
スポンサーリンク...その頃田畑用水掛井手（かけいで）や溜池（ためいけ）などを築くときに水盛違いで仕損じるのを防ぐためなのでした... 
石原純 「平賀源内」
...母親の機嫌を損じる事等（など）はかえりみていなかった...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...奴隷の機嫌でも損じると...
薄田泣菫 「独楽園」
...それが盆暮の贈り物の有無くらいで機嫌を損じるなどということはあるまいと信ずる...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...急いては事をし損じるからね...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...仕損じることもあり――もし...
直木三十五 「南国太平記」
...料理人 （素早く弥八の手から庖丁を取ろうとして仕損じる）弥八 何をしやがる...
長谷川伸 「一本刀土俵入 二幕五場」
...仕損じる懼れがある...
河本大作 「私が張作霖を殺した」
...機嫌を損じるばかりでなく稍ともすれば...
牧野信一 「秋晴れの日」
...多大に味方を損じるので...
吉川英治 「三国志」
...味方の士気を損じるのみで...
吉川英治 「三国志」
...兵を損じるばかりだった...
吉川英治 「三国志」
...くれぐれも大事をとって仕損じるなかれ――とのおことばでありまする」「かしこまって候う」謹んで答えたが...
吉川英治 「三国志」
...仕損じるな」彼が...
吉川英治 「私本太平記」
...御機嫌を損じるぞ――降りて来い」「はい...
吉川英治 「新書太閤記」
...――これ以上金ヶ崎一城に、日を費やすのも、兵を損じるのも、策を得たものではありませぬ」「では、なにか、それをなさずに、敵の本拠へ迫る御案がありますか」「まず、木下へいわせてごらんなされい...
吉川英治 「新書太閤記」
...急にしてはお味方を損じること多く...
吉川英治 「新書太閤記」
...ただ力攻（ちからぜめ）して兵を損じることの不可なることを説いて...
吉川英治 「新書太閤記」
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