...ヨブを慰むるにおいて全く無効であった理由である...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...効目(ききめ)がありません...
海野十三 「毒瓦斯発明官」
...其効を見る事能わざるなり...
関寛 「関牧塲創業記事」
...食卓の空気を明朗化する効能はあっても...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...京都見物を一定時日の間に最も有効にしようというには適当な案内者あるいはこれに代るべき案内書があると便利である...
寺田寅彦 「科学上における権威の価値と弊害」
...このようなただ一日を争う競争はまたジャーナリズムの不正確不真実を助長させるに有効であることもよく知られた事実である...
寺田寅彦 「ジャーナリズム雑感」
...(明治四十年十月十四日『東京朝日新聞』)十九植物の生長ロンドンの王立植物園で植物の生長に有効あるいは必要な諸種の条件について調査した結果の報告書によれば...
寺田寅彦 「話の種」
...斬新で効果的だった...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...一新の効を謀らず」といい...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...憲法の効果を收むるに就いても...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...今はその効果を失ってしまい...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...」もう時効に掛つてゐるので安心して彼は...
牧野信一 「鏡地獄」
...肩肘張らしたる度偉い掛声は人生を暗澹とさせるより他に効果はない...
牧野信一 「文学的自叙伝」
...若干の効用をさえもち得るのである...
三木清 「人生論ノート」
...酒色の餌なども案外な効果をあげるかもしれぬと思う...
山本周五郎 「思い違い物語」
...彼らの怒りを一時にせよ宥(なだ)めるに効があった...
吉川英治 「新書太閤記」
...夜討朝がけは敵の虚(きょ)を衝(つ)いてこそ効(かい)はあるのだ...
吉川英治 「源頼朝」
...この休止から第三節へのうつり方もきわめて効果の多いものである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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