...老人は睡眠薬の効力がまだ失せないのに...
江戸川乱歩 「江川蘭子」
...決して日常表面の特殊変化に偏つた表現では得られない効果である...
高村光太郎 「能の彫刻美」
...また従来すでに一通りの成効の道を進んで来た人が...
寺田寅彦 「柿の種」
...それがどれほど歴史的結果から云って有効であり...
戸坂潤 「技術の哲学」
...いつの世でも相当効目があるものなのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...一方が治癒に効けば...
中谷宇吉郎 「清々しさの研究の話」
...それに成効の実力を付与する軍国主義なるものも亦(また)決して活力評価表の上に於て...
夏目漱石 「点頭録」
...成効するにしても...
夏目漱石 「明暗」
...両者は効力の推移や結合を生じさせないのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...ある効果をもたらすので...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...あなたは考へねばならないたつた一つの目的がある――あなたの計畫した仕事が如何すれば最善の効果を齎(もたら)すか...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...優秀な資本と機械とを極めて有効に用い得る貨物については...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...それらの性質をも効用をも考えてはいない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...時に実効を示せと迫られると...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...十分に普及の効を奏したとなると...
柳田国男 「木綿以前の事」
...中にあるものを有効に隠していた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...玄徳の一文がよくこの奇効を奏したので...
吉川英治 「三国志」
...このような親効(おやが)いもない親の下に生れたのが...
吉川英治 「私本太平記」
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