...すぐに格子戸の掛け金を外(はづ)してくれる...
芥川龍之介 「漱石山房の秋」
...すぐに格子戸の掛け金を外(はづ)してくれる...
芥川龍之介 「東京小品」
...かぎや掛け金がかけられました...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...賊はその掛け金をはずして...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...窓ガラス戸の掛け金は...
江戸川乱歩 「影男」
...ガラス戸の掛け金に結びつけてもかまいません...
江戸川乱歩 「影男」
...すっかり掛け金がかけてあります」岩瀬氏はそういうと...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...扉の掛け金を見つけ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「唇のねじれた男」
...戸の掛け金を外す音がした...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...金毘羅(こんぴら)で講元をしていた大きな無尽の掛け金を持って...
徳田秋声 「足迹」
...新しいお客さんが不注意にもドアの掛け金をはずしてとびらを開けたのを見て...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...カチッと掛け金がはずれる音がして...
久生十蘭 「キャラコさん」
...掛け金や錠前らしいものもなければ...
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン Ernst Theodor Amadeus Hoffmann 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...塩を送れ」再びカチャカチャ掛け金の音がして...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...○また家鴨を背より二ツに割き頭と臓腑とを取去り塩胡椒を振掛け金網に載せ弱火にて鳥の上へバターを幾度も塗付ながら一時間焼くべし...
村井弦斎 「食道楽」
...こことの間の襖子(からかみ)の掛け金の所にある小さい穴を以前から薫は見ておいたのであったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...入り口の扉の内側からピタリと掛け金をかけました...
夢野久作 「白髪小僧」
...あとの掛け金の義務がある...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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