...矢野は手をふところにして机により掛かりながら...
伊藤左千夫 「廃める」
...紙鳶(たこ)が樹の枝に掛かり...
井上円了 「おばけの正体」
...逃がしはやらじと家内中総掛かりになり...
井上円了 「おばけの正体」
...これらを手掛かりとしていくぶんか正確に過去の歴史を知ることができる...
丘浅次郎 「脳髄の進化」
...病的毒が身体に入った方法について何の手掛かりも得られないであろう...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...それで政府の方からは掛かりの人たちが勧誘に出て...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...荒けずりから仕上げに掛かり...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...何ら推測の手掛かりさえもなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...或る時H氏と二人で道を通り掛かりにちょっとマリヤンの家に寄ったことがある...
中島敦 「環礁」
...そのまん中に足掛かりのためにてごろな石を置いた者がある...
夏目漱石 「三四郎」
...倚(よ)り掛かりの高い...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「鐘塔の悪魔」
...妙な歩き方だなと心に引っ掛かり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...何か手掛かりが得られるかもしれません...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...「手掛かりを見つけたぜ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...手掛かりは隠さねば...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...年寄衆のお目に掛かりました時...
森鴎外 「最後の一句」
...)マルテ・シュウェルトラインさんにお目に掛かりたいのですが...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...ある家の裏の垣根にやっと蔓の端が引掛かり...
柳田国男 「年中行事覚書」
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