...わしの髪を撚(よ)つたり捲(ま)いたりしてゐるのである...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...雨ますます烈しくして男体颪(なんたいおろし)の強風吹き捲(ま)くって...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...我先にと裾を捲つて水に入つた...
石川啄木 「鳥影」
...已(や)むなく涙を嚥(の)んで三ヶ月で科学大衆文芸運動の旗を捲(ま)くことにした...
海野十三 「『地球盗難』の作者の言葉」
...ガーゼの捲替へなぞ...
徳田秋聲 「老苦」
...簾(すだれ)捲上(まきあ)げし二階の窓に夕栄(ゆうばえ)の鱗雲(うろこぐも)打眺め夕河岸(ゆうがし)の小鰺(こあじ)売行く声聞きつけて俄(にわか)に夕餉(ゆうげ)の仕度待兼(まちかぬ)る心地するも町中なればこそ...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...あれと驚くまもなくお絹の首筋をすーっと一巻き捲いてしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...にわかにまた一団の黒雲が捲き起って来たようなのを認めました...
中里介山 「大菩薩峠」
...馭者は舌を上へ捲いてキツ/\キと口の中で妙な聲をさせて革の手綱を緩めると馬は首を前へのめす樣にして蹄を立てゝ二足三足と重相に歩き出した...
長塚節 「商機」
...八人坊主(はちにんばうず)といふのは其(その)繩(なは)を捲(ま)いたいはゞ小(ちひ)さな錘(おもり)である...
長塚節 「土」
...宗助(そうすけ)は自分(じぶん)と關係(くわんけい)のない大(おほ)きな世間(せけん)の活動(くわつどう)に否應(いやおう)なしに捲(ま)き込(こ)まれて...
夏目漱石 「門」
...時々新らしい迷信が捲起(まきおこ)ることがある...
長谷川時雨 「勝川花菊の一生」
...彼らの鼻ッつらに粉雪を捲(ま)きあげた...
本庄陸男 「石狩川」
...小尾根の鼻を捲いたりして...
松濤明 「春の遠山入り」
...尻を捲(まく)って痣があるかないか見せろってんでやす」「はっきりした阿魔だな...
山本周五郎 「ゆうれい貸屋」
...ところが妻木君の喰い方の荒っぽいのには又流石(さすが)の私も舌を捲かれた...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...軽部の膝骨が屋敷の背中を突き伏せる度毎にまた直ぐべたべたと崩れてしまって着物の捲れあがった太った赤裸の両足を不恰好に床の上で藻掻かせているだけなのだ...
横光利一 「機械」
...崖の肌から敵影(てきえい)をなだれに捲いて拭き去った...
吉川英治 「私本太平記」
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