...捕えることが出来る...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...そしてイワノフ博士を捕える手配をすることが大事であると告げた...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...賊を捕えるよりも...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...しかし夫は捕えるように部下に命じた...
小泉八雲 田部隆次訳 「雉子のはなし」
...後れて来るボブ・クラチットを捕えることさえ出来たら! これが彼の一生懸命になった事柄であった...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...ゼンマイ秤で目方を測るのは瓢箪(ひょうたん)で鯰(なまず)を捕える以上の難事であろう...
寺田寅彦 「方則について」
...しかと捕えることはないものです...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...風体(ふうてい)の怪しい浪人者と見たらば、引捕えることも、尋常に捕まえきれぬ時は、斬り殺すことも許されている...
中里介山 「大菩薩峠」
...なぜどうして何を捕えるのだか...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...夢の中であった事を思い出すように仄かな幽かな――云わばまるで暗示のような解答を捕える事が出来る...
松永延造 「職工と微笑」
...並びにそれらの獣を殺すか捕えることの難易によって...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...たまに生き物を捕えることがあっても必ず後で放してやる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いきなり飛びかかってこれを捕える...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...どうしてこんなにも堂々たる相を捕えることが出来るでしょう...
柳宗悦 「民藝四十年」
...なかまのものが見廻りに出て来たときそいつを捕える...
山本周五郎 「風流太平記」
...きっと引ッ捕えるか...
吉川英治 「剣難女難」
...それは、真実の下手人を、捕えることだ...
吉川英治 「夏虫行燈」
...建築はその本質上自然の姿を捕えるものではない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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