...指物師は、熟練した技術を持つ職人だ...
...「タイメイ」という人は若い指物師(さしものし)で...
田畑修一郎 「石ころ路」
...自分は指物師としていい仕事をしたい...
田畑修一郎 「石ころ路」
...」とひとりの織り物工が指物師(さしものし)に言った...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ある指物師(さしものし)らは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...小説家をもってあたかも指物師(さしものし)とか経師屋(きょうじや)のごとく単に筆を舐(ねぶ)って衣食する人のように考えている...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...すぐ団子坂(だんござか)にある唐木(からき)の指物師(さしものし)の所へ行って...
夏目漱石 「道草」
...――あの指物師が仲間だったのだ――平次は豁然(かつぜん)としました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...指物師はとても器用な職人でしたから...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...お抱えの指物師にそれを作らせ...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...指物師に命じて、長さ三百フィート、幅五十フィート、深さ八フィートの、木の箱を作らせ、水の漏らないように、うまく目張りして、宮殿の部屋の壁際に置いてありました...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...グルゥバッハ夫人の甥の大尉がそういう名前だったからだが――ここに指物師のランツという人が住んでいませんか...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...ここに指物師のランツさんが住んではいませんか...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...「指物師のランツっていう人がここにいませんかって」「指物師のランツ?」と...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...指物師の名を言うが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...指物師は、自分の首がすつぱりと快く切られるやうにと、よく工夫し修正した斷頭臺を作る...
堀辰雄 「色褪せた書簡箋に」
...オデュッセウスは非常に器用な大工で指物師であつたやうに記されてゐる...
三木清 「人生論ノート」
...(c)彼は御者や指物師や靴屋や石屋のことでなければついぞ口にしなかった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...大工だか指物師(さしものし)だかの職人がいた...
山本周五郎 「季節のない街」
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