例文・使い方一覧でみる「指さし」の意味
スポンサーリンク...」小林君が洋傘（かうもり）で指さした方（はう）を見ると... 
芥川龍之介 「京都日記」
...片方のが指さしをしながら小さな聲で何かさゝやいたが...
有島武郎 「半日」
...こんなところで……」と小僧さんは指さした...
海野十三 「柿色の紙風船」
...その横のシーツを指さして...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...そして行きたいはうへ黙つて指さしをする...
中勘助 「銀の匙」
...通行の人が指さしては笑います...
中里介山 「大菩薩峠」
...泥と血潮だらけな鍬（くわ）を指さしました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ひと責め責めてみろ」万七は猪之松を顎（あご）で指さしました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...遠くの方に黝（くす）んでいる一軒の建物を指さして...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай Васильевич Гоголь） 平井肇訳 「死せる魂」
...窓に相當する廣い迫持（アーチ）の方を指さした...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...」佐佐は責め道具のある方角を指さした...
森鴎外 「最後の一句」
...「なにがこいつだ」「こいつを捜していたんです」万三郎は曲者を指さした...
山本周五郎 「風流太平記」
...手をあげて、真正面から、七兵衛を指さし、万右衛門を指さした...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...記者に指さし示された女学生は...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...会堂の扉（と）を指さしました...
吉川英治 「江戸三国志」
...阿修羅（あしゅら）のごとく指さして罵（ののし）った...
吉川英治 「三国志」
...肱（ひじ）を突っ張った一人の大法師がつかつかと、寄ってきて、「中堂の宿房（しゅくぼう）にいる性善坊というのは、おまえか」「そうです」「おれは、西塔（さいとう）の双林寺（そうりんじ）にいる妙光房浄峨（みょうこうぼうじょうが）というものだが」「はい」「ま、そこへ掛けろ」と、妙光房は、岩を指さした...
吉川英治 「親鸞」
...そこに並んでいる空駕（からかご）を指さした...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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