...霊地を巡拝すると聞く...
泉鏡花 「遺稿」
...吾々は芸術を限りなく崇拝するものである...
大杉栄 「新しき世界の為めの新しき芸術」
...新町はお祭、四十八瀬川のほとりに組み立てられたバラツクへ御神輿が渡御された、私も参拝する、月夜、瀬音、子供の群、みんなうれしいものだつた...
種田山頭火 「行乞記」
...私も巡拝するつもりだつたが...
種田山頭火 「道中記」
...信仰なくして礼拝するのと同じく...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...おれの足もとに礼拝するなんて...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...わたしどもみたような人間が訪れて礼拝するものですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...画像そのものを特に拝するという気分は...
中里介山 「大菩薩峠」
...崇拝するのではない...
蜷川新 「天皇」
...私は決して美食や贅沢食いを讃美し謳歌し崇拝するわけでは無いのです――反対にわたしは粗食の主張者で...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...非常識な熱情をもって礼拝する...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...唯(ただ)今日は世運の文明開化を難有(ありがた)く拝するばかりです...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...一たび二重橋下に鳳輦(ほうれん)を拝するを得せしめざりしは返すがえすも遺憾(いかん)のことなり...
正岡子規 「曙覧の歌」
...昔から自然を崇拝する宗教が絶えないのは無理もありません...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...帝には、なお、怪訝(いぶか)りのとけぬご容子で、「あれに見ゆる大軍は、そも、何ものの軍勢か」「さればにて候、――山東の曹将軍には、われらを迎え、詔勅を拝するや、即日、お味方を号令し給い、その第一陣として、夏侯惇(かこうじゅん)、そのほか十余将の御幕下に、五万の兵を授けられ、はやこれまで参ったものでござりまする」「えっ……ではお味方に馳せ上った山東の兵よな」御車の周囲にひしめいていた人々は、使者のことばを聞くと、一度に生色を取りもどし躍り上がらんばかりに狂喜した...
吉川英治 「三国志」
...まるでわが母を拝するようにねぎらって...
吉川英治 「三国志」
...思いがけぬ叙封の沙汰を拝すると...
吉川英治 「三国志」
...諸君が知らずして礼拝するところの神である...
和辻哲郎 「『偶像再興』序言」
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