...我々の投げ入れる銅貨を潜って取ろうとして...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...白紙の束を紙屑籠(かみくずかご)に投げ入れると...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...あまり出したくもない手紙を投げ入れる...
種田山頭火 「一草庵日記」
...病めば長い長い旅・こゝに住みたい水をのんで去る(添作)・あすもあたゝかう歩かせる星が出てゐる・ふんどしは洗へるぬくいせゝらぎがあり(木賃宿)春夜のふとんから大きな足だ□・枯草の風景に身を投げ入れる(改作)四月六日晴れたり曇つたり...
種田山頭火 「行乞記」
...おそらくはそれはただ自分の心の中の慈善箱に投げ入れるに過ぎぬであろう...
寺田寅彦 「凩」
...手早く筒口から投げ入れると...
寺田寅彦 「雑記(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...これも糸を繰(く)り出して投げ入れる...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...例のちゃんちゃん姿の三介(さんすけ)が砕けよと一塊(ひとかたま)りの石炭を竈(かまど)の中に投げ入れるのが見えた...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...ラーの祈りとともにナイル河に投げ入れる...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...己を少年の海に投げ入れる...
ホフマンスタアル Hugo von Hofmannsthal 森鴎外訳 「痴人と死と」
...ぽんと傍らの瓶の中へ投げ入れるのであつた...
牧野信一 「心象風景」
...我々をわたしの家の前に積みあげた薪の上に投げ入れるよう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いつも霊魂を狂わせこれをマニアの中に投げ入れるものはないのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...我々を危険のうちに投げ入れるものはない」という事実を我々に教えている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...我々を先ずもって病気の中に投げ入れるのとかわりはない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ハマを飛ばして深く隣の村に投げ入れるのを勝としたのである...
柳田國男 「地名の研究」
...その他もろもろの物品を投げ入れる癖がある...
山本周五郎 「季節のない街」
...こう気をもって水へ投げ入れる...
吉川英治 「宮本武蔵」
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