...手応えはあるまいということ...
伊藤野枝 「転機」
...ピーンと手応えがあった...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...手応えがあったのだ...
海野十三 「深夜の市長」
...再び手応えあって...
海野十三 「千早館の迷路」
...――手応えはあった...
海野十三 「夜泣き鉄骨」
...木島の身体は水母(くらげ)のように手応えがなかった...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...たしかに手応えがあったことだ...
豊島与志雄 「ものの影」
...このささやかな合図で忽(たちま)ち手応えのあるところを以てして見ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...お嬢さんから返事は来るのか」「滅多に手応えが無いんだそうで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「手応えなし」それでいて...
葉山嘉樹 「信濃の山女魚の魅力」
...ぐにゃぐにゃするばかりでいっこうに手応えがない...
久生十蘭 「魔都」
...最初の手応えはカルパセア号―― The Carpathia ――で...
牧逸馬 「運命のSOS」
...手応えは慥かだったし...
山本周五郎 「風流太平記」
...手応えとは反対に...
横光利一 「旅愁」
...ちと手応えに不足で...
吉川英治 「新書太閤記」
...手応えもなかった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...たしかに感じられた手応え...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...例えば、閣老の土井利勝(としかつ)は、自身、謀首(ぼうしゅ)となったような顔して、列藩の諸侯へ、謀叛状(むほんじょう)を送り、その手応えで、諸侯の肚(はら)を打診したという――奇怪なうわささえ巷間(こうかん)に洩れていた...
吉川英治 「柳生月影抄」
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