...画(ゑ)の謝礼2・28(夕)寺崎広業、小堀鞆音(ともね)、川合玉堂、結城素明(ゆふきそめい)、鏑木清方、平福(ひらふく)百穂(すい)などいふ東京の画家は、近頃呉服屋が画家(ゑかき)に対して、随分得手勝手な真似をするので、懲らしめの為に、高島屋の絵画展覧会には一切出品しない事に定(き)めたさうだ...
薄田泣菫 「茶話」
...わたしに敬意を表さないものを懲らしめてやるつもりだ...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...無礼な音楽家を懲らしめてやろうと牒(しめ)し合わせていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「こんな奴はひどく懲らしめておくが至当だ...
豊島与志雄 「電車停留場」
...うんと腹にしみるように懲らしめておいたら...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...手遅れにならんうちに懲らしめておかんと...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...祖母はゆうべの夫への懲らしめがうまく利(き)いてくれればいいがと心に祈りながら...
プーシキン Alexander S Pushkin 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...書生を懲らしめる酒の話は幾(いく)らもあるが...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...もし今晩飲んだくれていたら、懲らしめて、残りの人生をたたってやる」小男の声がキンキンして耳に触った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...時機が来たら懲らしめてやります」第三十三章 挑戦者大奥様が涙ながらに微笑まれた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...此奴を懲らしめてやれと...
牧野信一 「爪」
...しばらく懲らしめてやろうとお思いになるのだろうか」と笑いながら言う大将の様子には...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...懲らしめを見せようと思いましたが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それを懲らしめるとか抑制するとかいふことは却つて有害なのです...
室生犀星 「帆の世界」
...」「おじさまは懲らしめることの出来ない人間だから...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...そしてその間にスピッツが幾度も犯則したパイクをいやというほど懲らしめた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...汝を懲らしめてやるからそう思え」眼は百錬の鏡にも似...
吉川英治 「三国志」
...懲らしめにな...
吉川英治 「宮本武蔵」
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