...凡そ我等にとつて教養を求むる努力の根本的衝動なるものは普遍的内容を獲得せむとする憧憬である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...芸術に対する心からの憧憬を踏みにじられて...
有島武郎 「ドモ又の死」
...自分は彼女の小伝を読むにあたつて自分のもつた大いなる興味と親しみと熱烈な或る同情と憧憬を集注させて...
伊藤野枝 「「婦人解放の悲劇」自序」
...彼等は民衆の漠然とした社会主義的平等の憧憬をよく知っていた...
ピョートル・アレクセーヴィッチ・クロポトキン Pyotr Alekseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...こんな風景と生活とに憧憬に近いものを抱いている...
外村繁 「澪標」
...ただやるせない憧憬の気持のみが...
豊島与志雄 「反抗」
...止(や)みがたい将来の憧憬(どうけい)もなくなったのだ...
永井荷風 「曇天」
...蕪村は特殊の懐古的憧憬(しょうけい)と郷愁とを持っていた...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...……ボクさんが憧憬(あこが)れているのは...
久生十蘭 「キャラコさん」
...真名古は一種の憧憬的人物である...
久生十蘭 「魔都」
...壮麗な宇宙と卑小な生命に戦く恐怖と憧憬の歌に源くのみであつた...
牧野信一 「真夏の夜の夢」
...未知の郷土を憧憬する幼時の心持に自分を誘惑した...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...これは、日本の知性の歴史にとって忘られない明るさ、つよい憧憬、わが心はこの地球を抱く思いをさせたのであったが、その胸のふくらみにくらべて脚はよわく、かつ光栄ある頭蓋骨をのせるべき頸っ骨も案外によわかった...
宮本百合子 「現代の主題」
...自分には死の恐怖が無いと同時にマインレンデルの「死の憧憬(しようけい)」も無い...
森鴎外 「妄想」
...そこへ郊外生活に対する憧憬(あこがれ)とか...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...夢の中の恋人に憬(あこが)れる男があろうか……)『君...
蘭郁二郎 「蝕眠譜」
...ある意味で六朝の憧憬の実現である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...要するに吾人は肉体を超越して宇宙の悲哀に恍惚たる心霊が雄壮に触れ真を憧憬し義に熱し愛に酔いて無我の境に入る時高潮に達する...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
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