例文・使い方一覧でみる「感情家」の意味
スポンサーリンク...感情家（センチメンタリスト）らしい臭味を擯けて... 
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...抱一は好き嫌いの劇（はげ）しい感情家であったが...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...どういう動機で父が母を殺すようになったのかよく分りませんが、非常な感情家で、激し易かったそうですから、単純な動機からついそんな大罪を犯してしまったのではないかと思います...
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子 「深夜の客」
...感情家らしかつた...
種田山頭火 「行乞記」
...感情家や女は皆そうなんだ...
豊島与志雄 「過渡人」
...安つぽいお調子屋ばかりの感情家ばかりの世の中だからそれ程苦労性にならなくつたつて...
中原中也 「その頃の生活」
...あの人は感情家であるから...
新渡戸稲造 「自警録」
...僕みずから感情家たるゆえか...
新渡戸稲造 「自警録」
...一種の感情家のいわんが如くに...
新渡戸稲造 「我が教育の欠陥」
...要するに詩人は――どんな詩人であっても――所詮して主観的な感情家にすぎないのである...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...この人は感情家だから...
林芙美子 「新版 放浪記」
...もと／＼自分は堪え性のない感情家で...
牧野信一 「病状」
...普通の見送り人ではない一種妙な感情家にならされた...
牧野信一 「冬の風鈴」
...児童心理学をまるで知らない若い感情家の母と...
宮本百合子 「雲母片」
...その中でも最も剛直（ごうちょく）な感情家らしい藤田伝五が...
吉川英治 「新書太閤記」
...感情家で負け嫌いなところから...
吉川英治 「親鸞」
...父は極端なエゴで極端な感情家だった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...父はじつに感情家なのである...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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