...彼はいつも意表外のことを言う...
...今回の試合結果は、まさかの意表外の展開に終わった...
...会議で上司から意表外のクレームを受けた...
...意表外の贈り物をもらって、とても喜んでいる...
...友達に意表外に誘われて、思わず驚いてしまった...
...意表外に道化(だうけ)て一座を笑はせるものもある...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...その意表外の度胸がまんまと成功して...
江戸川乱歩 「影男」
...部屋部屋に充満させたという意表外の隠し方に興味がある...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...意表外でもあり――なんの官職的な根拠もなしに...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...意表外だったというのも聞えないではありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...二十五米友をなだめた道庵は、そこを一重下ってから、外を遠くながめて、「友様、見な、肥後の熊本が見えらあ」ここで、道庵が突然、肥後の熊本、と言い出したのは、何のよりどころに出でたのか、意表外でした...
中里介山 「大菩薩峠」
...呼び名が意表外であるのみならず...
中里介山 「大菩薩峠」
...荒唐無稽に近い意表外の出來事だつた...
萩原朔太郎 「中央亭騷動事件(實録)」
...全然意表外のもの...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ルイスヒェン」
...なるほど私は事件の起り始めたときから二人にとっては意表外の行為ばかりをし続けていたにちがいない...
横光利一 「機械」
...意表外な変を案じておりましょう」「そうなれば...
吉川英治 「上杉謙信」
...もっと意表外な作戦に出て来ないとも限りません...
吉川英治 「上杉謙信」
...羅馬(ローマ)の鍛冶(かじ)――とあまり意表外なことを言ったので...
吉川英治 「江戸三国志」
...これへ来たという意表外なことでしかない...
吉川英治 「私本太平記」
...こうして意表外(いひょうがい)なところから顔をだす...
吉川英治 「神州天馬侠」
...敵の意表外を突くの策など...
吉川英治 「新・水滸伝」
...いつも男の意表外に出るもので...
吉川英治 「宮本武蔵」
...結果が余り意表外なので...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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