例文・使い方一覧でみる「意気込み」の意味

...わが身から進んでそないに力んだかて阿房らしいやないか？　て』冷かしてやったんけど大した意気込みで不平を云うとって...
岩野泡鳴「戦話」

...最初の意気込みに似ず気の弱い僕を笑わないでくれ給え... 最初の意気込みに似ず気の弱い僕を笑わないでくれ給えの読み方
江戸川乱歩「孤島の鬼」

...判事の意気込みにも拘らず... 判事の意気込みにも拘らずの読み方
江戸川乱歩「心理試験」

...そのくらいの意気込みでなければ... そのくらいの意気込みでなければの読み方
丘浅次郎「戦争と平和」

...戦争（いくさ）にでも行く様な意気込みで... 戦争にでも行く様な意気込みでの読み方
徳冨健次郎「みみずのたはこと」

...武士の腰のもの二つを鋸（のこ）で引いても放さないような意気込みで... 武士の腰のもの二つを鋸で引いても放さないような意気込みでの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...大した意気込みだったじゃないか... 大した意気込みだったじゃないかの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...それからは平次の意気込みも違い... それからは平次の意気込みも違いの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...いざとなれば暇をやる術（て）もあります」爺やは意気込みました... いざとなれば暇をやる術もあります」爺やは意気込みましたの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...探索の意気込みも挫（くじ）けたのでしょう... 探索の意気込みも挫けたのでしょうの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...抜き差しならぬ言質を掴（つか）もうとする意気込みだけは猛烈です... 抜き差しならぬ言質を掴もうとする意気込みだけは猛烈ですの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...親分」八五郎の意気込みは大変です... 親分」八五郎の意気込みは大変ですの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...一遍に大金持になってやるぞなんていう偉い意気込みだったのだろう...
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай　Васильевич　Гоголь）平井肇訳「死せる魂」

...先々代の七郎丸の友達でね――半ば義侠的にこの仕事を完成してやるという意気込みなんだよ...
牧野信一「吊籠と月光と」

...狼の夢も誘はんばかりの意気込みで合唱した... 狼の夢も誘はんばかりの意気込みで合唱したの読み方
牧野信一「武者窓日記」

...といふ意気込みで... といふ意気込みでの読み方
牧野信一「余の倅に就いて」

...大分わたしの意気込みがあって... 大分わたしの意気込みがあっての読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...それだけ交戦者相互の意気込みをも挫（くじ）くからである... それだけ交戦者相互の意気込みをも挫くからであるの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

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