例文・使い方一覧でみる「悪ふざけ」の意味
スポンサーリンク...手当り次第に悪ふざけをしてゐるやうに... 
薄田泣菫 「独楽園」
...酔いどれの悪ふざけとして苦笑をもらすくらいのところであろう...
太宰治 「逆行」
...あの不必要な悪ふざけだけは我慢がならないということ...
谷崎潤一郎 「鍵」
...悪ふざけにしても少しく念が入り過ぎている...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...叱言（こごと）の果てがたわいのない悪ふざけになってしまいます...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...悪ふざけとも思えない目色（めつき）をして...
徳田秋声 「仮装人物」
...裁判ざたになるような悪ふざけというようなものではけっしてない...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...悪ふざけしているだけの話さ...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...あの坊主の悪ふざけ...
中里介山 「大菩薩峠」
...悪ふざけが嵩（こう）じて遊里の評判...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...「悪ふざけが過ぎますよ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...こんな晩に悪ふざけをするのは高山狐か飛騨狸にきまっている...
久生十蘭 「生霊」
...あなたが先ほど女王に悪ふざけを見せつけたことから明らかです...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...じつに悪ふざけを極（きわ）めたものだった...
牧逸馬 「浴槽の花嫁」
...悪ふざけをしている...
三田村鳶魚 「中里介山の『大菩薩峠』」
...そして御台所へ紛れ入って料理人と悪ふざけ」「そのとき魚を割いてみせたそうですな...
山本周五郎 「思い違い物語」
...お酒はいいが、悪ふざけは、やめてくださいよ」「へえ、そいつあ初耳だな...
吉川英治 「新・水滸伝」
...悲鳴に似た悪ふざけや...
吉川英治 「平の将門」
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