...私はペンに任せて中傷の限りを書く恥知らずが...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...そんな恥知らずの事はもう言うな!きのう読んだ辰野(たつの)氏のセナンクウルの紹介文の中に...
太宰治 「織田君の死」
...こんな乱暴な恥知らずの...
太宰治 「グッド・バイ」
...このごろの恥知らずの行為を思えば...
太宰治 「新ハムレット」
...あんな恥知らずな電話かけるぐらいやったら...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...この俺は大変な恥知らずの悪漢にされちまったのさ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「小波瀾」
...次第に恥知らずになって...
徳田秋声 「仮装人物」
...恥知らずな仕業だと考えていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「不謹慎な!……この恥知らずの新聞めは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「君は恥知らずだ! 君は嘘(うそ)つきで...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...平気で喋り出す恥知らずを...
中里介山 「大菩薩峠」
...できるだけ愚にもつかないことを恥知らずの無学な筆で下品に書き流せばいい...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...「馬鹿者が‥‥全く恥知らずがツ!」一寸の怒りもすぐ第六感をおびやかして...
林芙美子 「瑪瑙盤」
...「……恥知らず(アンファーム)!……すれっからし(インピュダンス)!」と...
久生十蘭 「キャラコさん」
...つい此間! 然も長たらしく! 恥知らず奴! 文学とは何だ...
牧野信一 「蝉」
...私はおこられるのではないかと心配ですよ」と笑った夫人の眼つきの気品の高さにも常陸の妻は心の鬼から親子を恥知らずのように見られている気がした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...こんな恥知らずをよこして...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...わたしは恥知らずな...
山本周五郎 「おれの女房」
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