...身も世もなきほど恥じらい...
太宰治 「喝采」
...新婦の竹青は初(う)い初(う)いしく恥じらいながら影の形に添う如くいつも傍にあって何かと優しく世話を焼き...
太宰治 「竹青」
...もじもじ恥じらいつつも...
太宰治 「二十世紀旗手」
...アルクイスト 笑い――恥じらい――守ること...
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」
...うわべをつくろう恥じらいもなく...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ことにその困窮な身分についての誤った恥じらいから...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...恥じらいすら瞳に浮かんでいる...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...さもこそは寄るべの水に水草(みぐさ)ゐめ今日のかざしよ名さへ忘るると恥じらいながら中将は言った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...この恥じらいは知っている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そしてスカートをはいたら再び恥じらいを取りもどさねばなりません」と...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...やはりいくらかあのプルタルコスが物語っている「愚かな恥じらい」みたいなものを持っている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ことわたし自身に関する場合は((c)ホメロスは「貧乏人にとって恥じらいは愚かなる徳なり」と...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...少しの恥じらいもなく平気で見かえすことのできる人は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...我々の処女のような恥じらいが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...つい気が引けて……」と恥じらいを含んだ鼻の表現が...
夢野久作 「鼻の表現」
...恥じらい顔だった...
吉川英治 「私本太平記」
...僧侶とみて、恥じらい顔に...
吉川英治 「私本太平記」
...草笛は、年ばえ過ぎた花嫁のように、恥じらいながら、銚子の柄を把った...
吉川英治 「平の将門」
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