例文・使い方一覧でみる「怨嗟」の意味
スポンサーリンク...AさんとBさんの間には怨嗟がある... 
...彼女は怨嗟の念を持っているようだ...
...怨嗟に満ちた目で私を見る...
...会議での怨嗟の空気が辛かった...
...怨嗟にかられて彼に右往左往された...
...天下は亦平氏に対して少からざる怨嗟と不安とを...
芥川龍之介 「木曾義仲論（東京府立第三中学校学友会誌）」
...四方の怨嗟を招きしが如き...
芥川龍之介 「木曾義仲論（東京府立第三中学校学友会誌）」
...最初少からず富江の怨嗟（うらみ）を買つた...
石川啄木 「鳥影」
...永遠の絶望と戦慄と怨嗟の地獄にたたき込む悪辣無類にして醜怪の妖鬼たちに接して...
太宰治 「お伽草紙」
...怨嗟の声地の底には根と根の沈潜したみにくい闘争があり...
土谷麓 「呪咀」
...小民怨嗟（えんさ）の声は...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...工匠石匠等の怨嗟（えんさ）の声が巷（ちまた）に満ちた...
中島敦 「盈虚」
...全く怨嗟の聲を絶つに至れるもの...
原勝郎 「貢院の春」
...悲憤や怨嗟（えんさ）をととのえる余地も置かせない処分であった...
本庄陸男 「石狩川」
...小さな怨嗟（ゑんさ）から...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...いろいろと怨嗟（えんさ）の声を耳にする...
吉川英治 「三国志」
...彼らの肉を啖（くら）わんとまで怨嗟（えんさ）している...
吉川英治 「三国志」
...兵は怨嗟（えんさ）を放つの有様...
吉川英治 「三国志」
...地方民の怨嗟（えんさ）や糾弾（きゅうだん）の声が起った...
吉川英治 「三国志」
...百姓の怨嗟（えんさ）をかい...
吉川英治 「三国志」
...内部的な抗争や司馬懿に対する怨嗟（えんさ）ではない...
吉川英治 「三国志」
...民心の怨嗟（えんさ）...
吉川英治 「新書太閤記」
...もっぱらな怨嗟であったが...
吉川英治 「随筆 新平家」
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