...健が月末の出席歩合(ぶあひ)の調べを怠けるのさへ...
石川啄木 「足跡」
...怠ける時は幾何(いくら)主婦に怒鳴られても平気で怠ける...
石川啄木 「菊池君」
...怠(なまけ)る時は幾何(いくら)主婦(おかみ)に怒鳴られても平氣で怠ける...
石川啄木 「菊池君」
...野村も上島も怠ける訳にいかなくなつた...
石川啄木 「病院の窓」
...野村も上島も怠ける譯にいかなくなつた...
石川啄木 「病院の窓」
...それゆゑに生徒が怠けるとは思はれない...
太宰治 「校長三代」
...庄造もそれをアテにして怠けるであらうし...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...□「遊ぶ」は「怠ける」ではない...
種田山頭火 「其中日記」
...手術を怠けるので...
徳田秋声 「縮図」
...家業を怠けるようなことがあってはならぬ』と教えて...
中里介山 「大菩薩峠」
...「耕ちやんは怠けるのなんのと言つてもまだ家嗣(トリ)ではないのだからなんだが...
中原中也 「耕二のこと」
...夕方一度便所に水を通すことを怠けると...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...さうしてゐる間だけでも怠ける時間を引きのばさうとするのであつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...ほんとうに「怠ける」などゝいふことゝは反対な日ばかりを送つて居るのです...
牧野信一 「〔編輯余話〕」
...怠ける罰だろう...
山本周五郎 「青べか日記」
...怠けることをたのしんでいるだけのようであった...
山本周五郎 「季節のない街」
...怠けると承知しねえぞ」栄二は振り向いて才次を見あげ...
山本周五郎 「さぶ」
...怠けることを誇つたり...
淀野隆三 「思ひ出づるまゝに」
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