例文・使い方一覧でみる「思惟」の意味
スポンサーリンク...「思惟に耽る」人生哲学について長時間考える... 
...彼女の思惟は常に深い...
...彼の思惟が疲れる...
...思惟力を鍛える。To train one's power of thought....
...思惟を巡らす。To ponder....
...思惟する私自身が或るものでないといふことは...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...もし私が單に觀念そのものを私の思惟の或る一定の仕方として考察し...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...それは狂人の思惟（しい）の方則と論理に従って動いているからである...
寺田寅彦 「科学と文学」
...吾々にとっては直観は却って概念の――思惟の・反省の――根源として通用することが日常である...
戸坂潤 「科学方法論」
...空間乃至幾何学的関係というような何か非物質的・観念的（乃至精神的）・思惟的・なものに過ぎない...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...人間の精神に真に固有な思惟方法は...
戸坂潤 「辞典」
...あるとすればそれは主観的な思惟に於てである...
戸坂潤 「辞典」
...この場合では思惟は思惟されるものに就いての思惟であり...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...さうした斷片的な思惟の芽を揉み消して行く...
中島敦 「かめれおん日記」
...ひとえにその韻文の形式にあると思惟（しい）されている...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...僕らの人生について思惟することはひさしく既に轉變の憂苦をまなんだここには爽快な自然があり風は全景にながれてゐる...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...正岡君は第一段の理由によって君を犯人と思惟しているらしい...
浜尾四郎 「殺人迷路」
...普通の人間の思惟で追いつけるはずはないと思って...
久生十蘭 「ノア」
...思惟（しい）の範疇（はんちゅう）というものをヒュームが習慣から説明したのは...
三木清 「人生論ノート」
...その場合思惟の機能は感覚の多様なものに対して...
三木清 「哲学入門」
...經驗の對象は思惟によつて構成されるものである...
三木清 「認識論」
...と彼は思惟することが出來たのであつた...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...世を挙げて漢方に背き蘭方に向はしむるは危険だと思惟し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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