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田中貢太郎 「愛卿伝」
...石川は怕(こわ)くてしかたがなかったが...
田中貢太郎 「唖娘」
...怕(こわ)い怕いお化けと出逢う...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...そして、鏡のやうな空を黒い小鳥が横切つて行くのが、怕く思へた...
原民喜 「潮干狩」
...わたしはわたしが怕くなりかかつた...
原民喜 「鎮魂歌」
...わたしではない顔のわたしがそんなにもう怕(こわ)くはなかった...
原民喜 「火の唇」
...お魚が怕かつたのですか...
原民喜 「雲雀病院」
...ジェラル・ド・ネルヴァルのことを誌したその数頁の文章は怕しい追憶か何かのように僕をわくわくさせる...
原民喜 「夢と人生」
...妹ども怕(こは)がりて腫れ物のやうに障るものなく...
樋口一葉 「大つごもり」
...右(みぎ)にも左(ひだり)にも怕(こわ)らしき奴(やつ)の多(おほ)き世(よ)の中(をか)...
樋口一葉 「經つくゑ」
...我戀(わがこひ)は細谷川(ほそだにがは)の丸木橋(まるきばし)わたるにや怕(こわ)し渡(わた)らねばと謳(うた)ひかけしが...
樋口一葉 「にごりえ」
...主人もちなら主人が怕(こわ)く親もちなら親の言ひなり...
樋口一葉 「にごりえ」
...日頃から可怕(おっかな)がっていたのだが...
二葉亭四迷 「平凡」
...出歩きを怕(こわ)がって...
牧野信一 「鬼涙村」
...三――羽化登仙の夢心地から妙義山の絶景を眺める怕さおもしろさのパノラマが手にとるやうである...
牧野信一 「月評」
...金公の憾みを怕れてか...
牧野信一 「肉桂樹」
...低(ひく)い怕々(おど/\)した聲(こゑ)で...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...『……どうもねえ、白藤さん、どうも僕はこの蛾とか蝶とかいうのが、世の中の何よりも恐(おそ)ろしくてねえ……だれだって、そら、人にもよるけれど蛇がこわいとか、蜘蛛(くも)が怕いとか、芋虫をみると気が遠くなるとかいうけれど、僕にとって、蛾や蝶ほど怕い、恐ろしいものはないんですよ……そうでしょう...
蘭郁二郎 「鱗粉」
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