...志すところの高さと...
阿部次郎 「帰来」
...俺は唯ドン・ホアンを志す幾多の氣の毒な青年が...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...自分自身の意志するまゝに思索し行爲することを敢てする革命家等は殺されなければならない...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...意志を意志するものといふことができる...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...心病の治療を志すものもそれと同様です...
高神覚昇 「般若心経講義」
...ひとりぐらゐは文に志すものができるかもしれないと笑ひました...
辻村もと子 「早春箋」
...そして昌造の生れた年には、弱冠二十一歳の高野長英が遙々東北の水澤から笈を負うて長崎に來、シーボルトに弟子入りしてゐるが、翌文政八年には、長崎の郊外鳴瀧に校舍が建てられ、このドイツ生れの新知識をたづねて、醫術に志す者、自然科學や語學に志す者、當時のすぐれた青年たちが、日本ぢゆうのあちこちから集つてきてゐたのである...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...自分の意識の革命を志す農民の心根...
中井正一 「聴衆0の講演会」
...意志することではなく...
中原中也 「撫でられた象」
...意志すると思ふことは...
萩原朔太郎 「宿命」
...存在論的論證の目指す所志す所は達成されるであらう...
波多野精一 「時と永遠」
...この解放こそ文化的生の志す所である...
波多野精一 「時と永遠」
...にわかに仕官に志すの弊あり...
福沢諭吉 「学校の説」
...學に志すこと愈篤き者は愈名利に遠ざかるの勢なるが故に...
福沢諭吉 「帝室論」
...元来栄達に志す人ではなかったから...
穂積陳重 「法窓夜話」
...われらの志す道には些(いさ)さかのゆるぎもない...
山本周五郎 「菊屋敷」
...多くの者が或いは志す寄辺(よるべ)を頼り...
山本周五郎 「日本婦道記」
...作家を志す若者の飲酒癖との悪戦苦闘と...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
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