...心根を持っている人が魅力的だと思う...
...彼女の心根はとても優しく、誰とでも仲良くなれる...
...あの人は心根が悪いから、気をつけないといけない...
...実は私は、心根が弱くて、すぐに落ち込んでしまう...
...この本は、人間の心根について深く考えさせられる内容だ...
...おはまの心根を察してやれば不愍で不愍で堪(たま)らない...
伊藤左千夫 「春の潮」
...赤猪子(あかいのこ)のどこまでも正直(しょうじき)な心根(こころね)をおほめになり...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...やさしい心根にもかかわらず...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...私は老爺さんの心根を思って...
長谷川時雨 「木魚の配偶」
......
樋口一葉 「別れ霜」
...せめても元日を祝う貧しい娘の心根も忍ばれていとしげで...
久生十蘭 「魔都」
...作家として立派な心根の持ち主らしいな」「立派な人です...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...この浜の開拓出張所にあらわれたアイヌらの心根が...
本庄陸男 「石狩川」
...(愛(あい)ちやんの優(やさ)しい心根(こゝろね)から)...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...浅はかな女の心根が...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...飯事を忘れかぬる優しい心根よ...
宮本百合子 「悲しめる心」
...寝床には善い心根よりも美しい肉体を迎える...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...二十重の心根の複雑さを...
横光利一 「旅愁」
...今ここを去る半兵衛の心根を思いやるとわしは堪らなくなる……」秀吉はそういいながら大股に陣所の内へ帰って行った...
吉川英治 「黒田如水」
...そんなお心根かと...
吉川英治 「新書太閤記」
...わけて可憐(いじら)しいのは足軽小者の心根じゃ...
吉川英治 「新書太閤記」
...その主従の道に殉じていった心根をあわれな限りに思った...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...武士(もののふ)の心根はわからぬ...
吉川英治 「源頼朝」
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