...心根を持っている人が魅力的だと思う...
...彼女の心根はとても優しく、誰とでも仲良くなれる...
...あの人は心根が悪いから、気をつけないといけない...
...実は私は、心根が弱くて、すぐに落ち込んでしまう...
...この本は、人間の心根について深く考えさせられる内容だ...
...と歌い弾じたお軽の奥ゆかしい心根...
上村松園 「軽女」
...神も夫人の心根(こころね)を哀(あわれ)み給いてのことでしょう...
海野十三 「赤外線男」
...心根っこわるくかかったとせえ...
太宰治 「雀こ」
...名残惜しげに門口まで見送ってきた友の心根が...
豊島与志雄 「小説中の女」
...さうだ! この「いぢらしき心根」が...
萩原朔太郎 「室生犀星に與ふ」
...實にこの一つの「いぢらしき心根」なのだ...
萩原朔太郎 「室生犀星に與ふ」
...かゝる時氣樂の良人が心根にくゝ...
樋口一葉 「大つごもり」
...私が吐く言葉は決して他の心根を蔵さぬものと信じてゐた...
牧野信一 「ダニューヴの花嫁」
...その人の心根、性格が立派である場合、我々は容易に彼の言葉を信じる...
三木清 「解釈学と修辞学」
...美しい心根の方の心の調べは...
宮城道雄 「心の調べ」
...そこに在るかのように声をかける心根...
山本周五郎 「おもかげ抄」
...敵の乱波に宥(いた)わりをかけたのもそういう心根が肚にすわっているからであった...
吉川英治 「上杉謙信」
...はやく舞臺に立たうとする心根かとおもふと...
吉川英治 「折々の記」
...『見さげ果てたお人ではある! それが武士の心根ですか! 私にはあなたの心の裡(うち)などわかりませぬ...
吉川英治 「篝火の女」
...その心根も分ったので...
吉川英治 「三国志」
...その方どもの心根にも...
吉川英治 「三国志」
...彼の心根を欣(よろこ)んだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...引き退く心根の卑(いや)しさを見よ...
吉川英治 「新書太閤記」
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