...御相伴に感謝します...
...お前も一杯御相伴(おしょうばん)にあずかんねえ」肉襦袢(にくじゅばん)の上に...
江戸川乱歩 「踊る一寸法師」
...図らずも飛んだ御相伴に与(あずか)りますような訳で...
谷崎潤一郎 「細雪」
...の御馳走を頂戴した(御相伴といふ奴だ)...
種田山頭火 「行乞記」
...代助も二三度御相伴に...
夏目漱石 「それから」
...御相伴の家中が控えた次ノ間の下座から...
久生十蘭 「鈴木主水」
...月見の御相伴にあずかり...
久生十蘭 「鈴木主水」
...私はその時酒を禁じて居るけれども陪席御相伴(ごしょうばん)を仰(おお)せ付けられ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...ナワレッテ師の『支那記』六四頁にこの宣教師支那で鼠を食う御相伴(おしょうばん)をして甚だ美味と評しある...
南方熊楠 「十二支考」
...大原が横際(よこあい)より「僕もお登和さんも晩までいて御相伴(おしょうばん)を致しましょう」お登和は余計な事といわぬばかりに「それではともかくも拵(こしら)えておきましょう...
村井弦斎 「食道楽」
...ただ御相伴(ごしょうばん)という意味であったならば...
柳田国男 「海上の道」
...前々から御相伴をするとは考えられないことである...
柳田国男 「海上の道」
...招かざる御相伴の食客の如くいう地方が多い...
柳田國男 「歳棚に祭る神」
...御相伴(おしょうばん)は涌谷(伊達安芸)さま...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...おゆるしのあるまで御相伴(おしょうばん)つかまつりましょう」雅楽頭は片手で膝(ひざ)を打った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...世に将軍家の御相伴衆(ごしょうばんしゅう)といわれている山名...
吉川英治 「新書太閤記」
...一材の奉仕すらしておらぬ――しかも身は柳営(りゅうえい)の御相伴(ごしょうばん)衆として...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀長様も御相伴(ごしょうばん)している...
吉川英治 「茶漬三略」
...あたいも御相伴したいわ...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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