...久しぶりにお会いして、御無沙汰しています...
...最近は御無沙汰していて、お元気ですか?...
...彼女からのメッセージが御無沙汰で不安になっている...
...御無沙汰している間に、彼は社長に昇進したそうだ...
...御無沙汰していた友人と再会し、懐かしい話で盛り上がった...
...病院の方へも御無沙汰してゐたものですから...
芥川龍之介 「手巾」
...あの蟻の話以来すつかりおもちや箱に御無沙汰をしてゐたのです...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...君は少しも悪くとらない――許され難い僕の御無沙汰をさえも...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...私は早速この三ヶ月の間の御無沙汰について語りはじめた...
高田保 「貸家を探す話」
...暫(しばら)く! 大へん御無沙汰(ぶさた)しちまって...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...だいぶ長い御無沙汰をしましたのでな」「ああ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...」「ああ、御無沙汰をした...
豊島与志雄 「三つの悲憤」
...あれッきり御無沙汰しちまって……...
永井荷風 「すみだ川」
...「珍らしいところで会ったね」「どうも御無沙汰(ごぶさた)を致して済みませぬ」「見ればお前はどこぞお邸奉公でもしておいでのようだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...「此方こそ御無沙汰してゐます...
長與善郎 「青銅の基督」
...その後かけ違って碌すッぽ挨拶も申さず御無沙汰ばかり致しておりながら...
久生十蘭 「魔都」
...先(ま)づこれで談話(はなし)對手(あひて)が出來(でき)た』『其後(そのご)は御無沙汰(ごぶさた)...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...渡世の方に御無沙汰さ」闇太郎は...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...尼僧に御無沙汰挨拶をして...
水野葉舟 「取り交ぜて」
...文字通り御無沙汰を続けている...
宮本百合子 「思い出すかずかず」
...御無沙汰つづきのようになってしまいました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...お前みたいな人間には生れない前から御無沙汰つづきなんだぞ……テンデ……」「オホホホホホホホ……」女将の嬌笑が暗い部屋に響き渡った...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...長い間御無沙汰したね……だがお互に心の中じゃ始終忘れっこなしさ……それに君や...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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