...久しぶりにお会いして、御無沙汰しています...
...最近は御無沙汰していて、お元気ですか?...
...彼女からのメッセージが御無沙汰で不安になっている...
...御無沙汰している間に、彼は社長に昇進したそうだ...
...御無沙汰していた友人と再会し、懐かしい話で盛り上がった...
...とんと御無沙汰してしまって……わたくしは...
上村松園 「車中有感」
...ずっとまた御無沙汰して...
太宰治 「東京八景」
...「御無沙汰はしていたけれども...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...姉ちゃんにあんまり御無沙汰してしもて...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...暫く御無沙汰してるから...
豊島与志雄 「自由人」
...御無沙汰のお詫びを御両親にしてくれないかね...
豊島与志雄 「三つの悲憤」
...御無沙汰(ごぶさた)しちまつて...
永井荷風 「すみだ川」
...冠省御無沙汰に打過ぎて居りまするがお変なき事と大慶に存じます...
中里介山 「生前身後の事」
...十二「どうも永らく御無沙汰を致しました」妻恋坂のお絹の宅へやって来たのは珍らしくも裏宿七兵衛...
中里介山 「大菩薩峠」
...ツイ御無沙汰を」お松は畳みかけて叱られるのを苦しい受太刀(うけだち)をしていたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...ずいぶんの御無沙汰だが...
中里介山 「大菩薩峠」
...近頃ぢや些(ちつ)とも寄(よこ)さないもんだから」「いや何所(どこ)も彼所(かしこ)も御無沙汰で」と平岡は突然(とつぜん)眼鏡(めがね)を外(はづ)して...
夏目漱石 「それから」
...ただあんまり御無沙汰をしたから...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...すつかり御無沙汰しましたよ」ぼんやり歸つて來た八五郎は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...(五月二十四日)十三○古洲よりの手紙の端に御無沙汰をして居つて誠にすまんが...
正岡子規 「病牀六尺」
...却つて御無沙汰することになるんですわ...
正宗白鳥 「見學」
...だれにも逢わねえ――御無沙汰(ごぶさた)はおたげえだ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...七月十七日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 駒込林町より(封書)〕七月十七日こんどは珍しい御無沙汰になりました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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