...御沙汰を頂いたので、早速お礼の手紙を書こうと思います...
...彼女とは御沙汰を交わしていないので、その気持ちは伝わっていないかもしれない...
...御沙汰によれば、来週の会議はキャンセルになったそうだ...
...御沙汰によると、彼は来年の春に海外に行く予定だそうだ...
...御沙汰なので、念のため確認してみた方が良いかもしれない...
...宮内大臣より陛下の御前へ奉呈せりとの御沙汰(さた)をこうむり...
井上円了 「おばけの正体」
...家へ帰って御沙汰を待っておるがよかろう」横山はそれとなしに吉平へ謎をかけた...
田中貢太郎 「義人の姿」
...「今足下の御沙汰も未だ測られず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...お役人の方へ御沙汰(ごさた)をしなくてはならぬから...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分の身の上の御沙汰を...
中里介山 「大菩薩峠」
...一日も早く御沙汰を下し置かれませぬと...
中里介山 「大菩薩峠」
...不破様からお手紙をお届け致すようにとの御沙汰で持って参じました」「それはそれは...
中里介山 「大菩薩峠」
...永村長十郎も「東海坊の弟子どもや世話人一統は追っての御沙汰を待つように」と不気味な言葉を残して引揚げました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...追って褒美の御沙汰があろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...改めて御沙汰のあるまで待つて下さい」「心得て居る」打越金彌は惡びれもしません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大樹公攘夷の為暫(しばら)く洛陽に御滞留遊ばさるべき旨御沙汰に付...
服部之総 「新撰組」
...何か今明日(こんみょうにち)に喜ばしき御沙汰(ごさた)あるに相違なし...
福田英子 「妾の半生涯」
...たとい別に御沙汰がないにしても...
森鴎外 「阿部一族」
...都からどのような御沙汰(ごさた)があろうも知れぬ...
森鴎外 「山椒大夫」
...追っては受領(ずりょう)の御沙汰もあろう...
森鴎外 「山椒大夫」
...是は蓋(けだ)し女御御治定に付き改めてこの御沙汰があつたもので...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...翁と同行にて霞が関へ出頭せよという藩公からの御沙汰があった...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...素行を改めねば追放という御沙汰か...
夢野久作 「名君忠之」
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