...御沙汰を頂いたので、早速お礼の手紙を書こうと思います...
...彼女とは御沙汰を交わしていないので、その気持ちは伝わっていないかもしれない...
...御沙汰によれば、来週の会議はキャンセルになったそうだ...
...御沙汰によると、彼は来年の春に海外に行く予定だそうだ...
...御沙汰なので、念のため確認してみた方が良いかもしれない...
...公儀(こうぎ)の御沙汰(ごさた)だけである...
芥川龍之介 「或日の大石内蔵助」
...全くそのやうな依怙の御沙汰はなさらず...
太宰治 「右大臣実朝」
...内々御沙汰(ごさた)を下されました...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...明治四十五年昌造へ御贈位の御沙汰があつたとき...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...この頃従来松山藩へ幕府から与えている領地家督相続の証として黒印ある書面(即ち将軍の御判物)悉皆を朝廷へ納付せよとの御沙汰があったので...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...非常な驚愕を以てこの御沙汰に対した...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...維新の最初に穢多も一般の人民と同様に見做さるるという事は政府の御沙汰に出ている事であるが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...その結果二百六十の旧藩主華族諸家もこの調べをする事に御沙汰があった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...追って褒美の御沙汰があろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...追って褒美の御沙汰はある筈だが...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...東京府より太田氏へ御沙汰なり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...太后が御反対になったにもかかわらず赦免の御沙汰(ごさた)が...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...沖津を興津と相改め候(そろ)様(よう)御沙汰(ごさた)有之候...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...是は蓋(けだ)し女御御治定に付き改めてこの御沙汰があつたもので...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...弥々(いよいよ)出精せよという有難きお言葉である」という御沙汰であった...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...遷都の御沙汰がないときまった復興気分の凄じさ...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...名跡を嗣(つ)がせらる可き御沙汰あり...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...どのような片手落の御沙汰が大公儀から下ろうやら知れぬ...
夢野久作 「名君忠之」
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