...彼女は御執心のある人で、常に自分の目標に向かって努力しています...
...御執心のあるお婆さんは、毎日庭の手入れをしています...
...彼は御執心な性格で、将来のキャリアについて考える時間が長い...
...あの店の御執心なシェフが作る料理はとても美味しいと評判です...
...自分の仕事に御執心であれば、必ず素晴らしい成果を出すことができます...
...あなたがそんなに御執心なら差し上げます...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...それほど御執心(ごしゅうしん)ならばこれまで通りにさせてやって下さいますかと父親が念をおしましたくらいで御亭主や子供がありましても娘時代のおおどかな気風はいっこうかわりはなかったそうにござります...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...いまこそ御執心(ごしゅうしん)をいろにお出しになりましたものとおもわれます...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...故実まで研究しての上の御執心ではかなわぬ...
中里介山 「大菩薩峠」
...御執心にも蟄居((ちつきよ))した...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...本銀町(ほんしろがねちやう)の小金井樣の御次男が御執心で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...本銀町(ほんしろがねちょう)の小金井様の御次男が御執心で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――」「外にお孃樣に御執心(ごしふしん)の方が二三人あつたやうに伺ひましたが」「左樣...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...御執心のようでしたけど...
火野葦平 「花と龍」
...あれほど御執心なすって入らしった姫君を措(お)いて...
堀辰雄 「ほととぎす」
...その未亡人がいつかお前さんがうちの師匠の一座へ出たときやってきて亡くなった御主人にそっくりだからぜひあの人をと御執心であること...
正岡容 「寄席」
...もう半年以来の御執心で...
三好十郎 「地熱」
...近藤さんがあんたにあんまり御執心なもんで...
三好十郎 「地熱」
...ここへこうたびたびおいでになることだけが驚くべき御執心を一人の方に持っておられると言ってだれも感心していることだ」とも言った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...たいそう貴方に御執心であり...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...近ごろ鶉に御執心と伺いまして...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...叡山(えいざん)の者に御執心を持たるるか)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...なお御執心を高められたようでおざった」ここまで漕ぎつけてもらったので...
吉川英治 「新書太閤記」
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