例文・使い方一覧でみる「得意気に」の意味


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...やや得意気に見えた...   やや得意気に見えたの読み方
泉鏡花 「婦系図」

...只今は親爺さんの辰馬銀行に勤めて居ます」といささか得意気に答えたのだった...   只今は親爺さんの辰馬銀行に勤めて居ます」といささか得意気に答えたのだったの読み方
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「黒猫十三」

...丸万は情報を得意気にひけらかすといった態度ではなく...   丸万は情報を得意気にひけらかすといった態度ではなくの読み方
高見順 「いやな感じ」

...何となく得意気に聞こえて面白い...   何となく得意気に聞こえて面白いの読み方
寺田寅彦 「雨の上高地」

...得意気に葉巻を吹かせた...   得意気に葉巻を吹かせたの読み方
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」

...太郎は得意気に微笑(ほほえ)んで...   太郎は得意気に微笑んでの読み方
豊島与志雄 「金の目銀の目」

...その太い腕を得意気に振廻してゐる光景のみが...   その太い腕を得意気に振廻してゐる光景のみがの読み方
中原中也 「校長」

...得意気に一同を見廻した...   得意気に一同を見廻したの読み方
夏目漱石 「坊っちゃん」

...得意気に胸を張り...   得意気に胸を張りの読み方
牧野信一 「センチメンタル・ドライヴ」

...」彼は得意気に、「定左衛門英経...   」彼は得意気に、「定左衛門英経の読み方
牧野信一 「父を売る子」

...おぼつかない舌の先で得意気に講釈したが...   おぼつかない舌の先で得意気に講釈したがの読み方
牧野信一 「妄想患者」

...哲学史の知識を自己の博学を矜る具に供したり社交場裡の話柄に用いたりして得意気に満足しておる人...   哲学史の知識を自己の博学を矜る具に供したり社交場裡の話柄に用いたりして得意気に満足しておる人の読み方
三木清 「語られざる哲学」

...論理の巧妙と引証の該博と討究の周到とは彼らが得意気に人に誇示するところである...   論理の巧妙と引証の該博と討究の周到とは彼らが得意気に人に誇示するところであるの読み方
三木清 「語られざる哲学」

...盛り上った背を得意気にゆすぶってみせたりする...   盛り上った背を得意気にゆすぶってみせたりするの読み方
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」

...すると、彼は得意気に、それはおじさん第六感だよと言うのだった...   すると、彼は得意気に、それはおじさん第六感だよと言うのだったの読み方
山之口貘 「ダルマ船日記」

...川上さも得意気に「どうです...   川上さも得意気に「どうですの読み方
山本笑月 「明治世相百話」

...枕の柔軟硬度に気をつけなければ頭の病気も癒(いえ)るものではないと得意気にいう天理教信者らしいものや...   枕の柔軟硬度に気をつけなければ頭の病気も癒るものではないと得意気にいう天理教信者らしいものやの読み方
横光利一 「馬車」

...強右衛門(すねえもん)は、そう訊かれると、やや得意気に、「はい...   強右衛門は、そう訊かれると、やや得意気に、「はいの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「得意気に」の書き方・書き順

いろんなフォントで「得意気に」

「得意気に」の英語の意味


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