例文・使い方一覧でみる「後々まで」の意味
スポンサーリンク...後々までも語り草になりますやうな事が... 
芥川龍之介 「地獄変」
...後々までもその時の話を致しますと...
芥川龍之介 「地獄変」
...父が学校に戻ったことを私は実際後々まで遺憾に思っていた...
高村光太郎 「回想録」
...後々までそうで、晩年は父の作品も相当高くなったが、それは商人の間だけのことで、父は昔の勘定しか知らなかった...
高村光太郎 「回想録」
...後々まで残る深い印象を受けた...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...」父は後々までそう云い続けていたし...
豊島与志雄 「黒点」
...後々まで残る立派な仕事だ...
豊島与志雄 「土地」
...そのことを後々まで覚えているとすれば...
豊島与志雄 「囚われ人」
...人の口に後々まで好い評判となって残されようと思うのが虚栄になるんだ...
永井隆 「この子を残して」
...この事件は後々までも平次の心持を暗くした様子ですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...後々まで持続するものも多いが...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...しかも後々まで重大な意味のある注意だとよろこんでいました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一人は後々までも生きながらえたそうである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...後々までの語り草だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...後々までの語り草になされる...
吉川英治 「新書太閤記」
...父光秀が叛旗をあげた日から最期にいたるまで――いやその後々までも...
吉川英治 「新書太閤記」
...そのうらみを、後々まで、地方の子等は、無心に、謡っていたものとみえる...
吉川英治 「平の将門」
...むしろ、そういう工芸目的だった下地に妨げられて、後々まで、ぼくには純な絵は描けなくなってしまったようなものだ...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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