...今日のハイキングルートは山の「径路」を通る...
...この工場には複数の「径路」があり、製品が作られる過程を示している...
...「径路」を変更することで、通勤時間を短縮することができる...
...電気信号は機械の「径路」をたどって回路を完成する...
...徒歩で「径路」を歩くと、自然との触れ合いを感じることができる...
...必ずしもこれらの都市が踏んだと同一な発達の径路によるということではない...
芥川龍之介 「松江印象記」
...第三節 満州国の責務ソ連が東亜連盟を侵す径路は三つある...
石原莞爾 「戦争史大観」
...私が真犯人を発見するに至った径路をかいつまんで御話して置き度(た)いと思うのです...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...老婆の金を自分の学資に振替える径路の一つ一つについて...
江戸川乱歩 「心理試験」
...とにかくこの径路をその少年の生活の中に暗示したい...
大杉栄 「続獄中記」
...一定の径路を経て...
丘浅次郎 「固形の論理」
...「道」は文字どおりの意味は「径路」である...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...または移住の径路や四隣の民族との関係などによって...
津田左右吉 「日本上代史の研究に関する二、三の傾向について」
...温度の観念でも昔の触感によった時代から特殊物質の膨脹によった時代を経て今日の熱力学的の絶対温度に到着するまでの径路を通覧すれば...
寺田寅彦 「物理学と感覚」
...径路(こみち)から帰った...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...また晴天になるという径路をとって...
中谷宇吉郎 「清々しさの研究の話」
...日本が西洋の前に出ると茲処に達するにはあれだけの径路を真似て来なければならない...
夏目漱石 「模倣と独立」
...その後どんな径路を取って...
夏目漱石 「門」
...何条(なんじょう)の径路をとって進もうとも...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...僕がここに自分の迷(まよ)いの径路(けいろ)を述べたのは...
新渡戸稲造 「自警録」
...その径路は今明らかでない...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...彼はどういう径路で雇われて来たかわからない...
山本周五郎 「青べか物語」
...あの一通には、堀の茶漬屋で探(さぐ)り得た――事件の伏在人物や、径路や、また、自分が単身で、化物刑部たちの巣へ、これから行くことも認(したた)めておいた...
吉川英治 「大岡越前」
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