...ごみごみしたる往来に背広の紳士と腕を組みたる新時代の女子の通るを見る...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...往々著く玻璃質のものあり...
石川成章 「櫻島噴火の概況」
...天保十一年庚子仲春京山人百樹識北越雪譜二編 巻一越後塩沢鈴木牧之 編撰江戸京山人百樹 増修○ 越後の城下越後の国往古(わうご)は出羽越中(ではゑつちゆう)に距(またが)りし事国史(こくし)に見ゆ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...づかづかと楽屋へ訪ねて往つたある若い音楽批評家は...
薄田泣菫 「茶話」
...持って往って埋めてやる」「それではお願いします」「好いとも...
田中貢太郎 「餅を喫う」
...女はそのまま往ってしまった...
田中貢太郎 「妖影」
...その家へ往って男らしく聞こうと思ったが...
田中貢太郎 「妖影」
...地方文壇の小さな雑誌の主筆とつねに手紙の往復をするので...
田山花袋 「田舎教師」
...長いあいだ往来(ゆきき)していた...
徳田秋声 「爛」
...あなた方は同じ所を往きつ戻りつなさっておいでの御様子が...
中里介山 「大菩薩峠」
...英船の往復日数に比べて約一ヶ月の差しかなかった...
服部之総 「汽船が太平洋を横断するまで」
...往つたり来たりして...
平山千代子 「転校」
...橋渡しをして貰(もら)ッて課長の所へ往(い)ッたらばどうだと仰しゃるのです...
二葉亭四迷 「浮雲」
...重吉は万年筆を持ったまま立って縁側から下の往来を見た...
「海流」
...久次郎は切に供をして往(ゆ)くことを願った...
森鴎外 「渋江抽斎」
...貞白は渋江氏にも山内氏にも往来して...
森鴎外 「渋江抽斎」
...往来を見まわしながら...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...右往左往ニ縁々(ユカリユカリ)ヲ心ガケ...
吉川英治 「新書太閤記」
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