例文・使い方一覧でみる「弾ける」の意味
スポンサーリンク...どうやら貴方のお作りになった奏鳴曲（ソナータ）や変奏曲（ヴァリアチオン）やを弾けるところまでは漕ぎつけました... 
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...ぱらぱらぱらと弾けるような音がして...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...ばらばらと云う怪しいものの弾ける物音が裏山の方でしはじめた...
田中貢太郎 「不動像の行方」
...地イ弾けるやろ」「ふん...
谷崎潤一郎 「細雪」
...この時意外な所から佐助に救いの手が伸ばされたとにかくどのくらい弾けるものか聴いてみたいという意見が奥から持ち出されたのであるしかもその首唱者は春琴であった...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...栗も弾ける...
外村繁 「澪標」
...また一人の娘は竪琴が弾けるとかいったって...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...それにあんなものわけなく弾けるようになるんだから...
中谷宇吉郎 「寺田先生の追憶」
...世の中のことは何時（いつ）でも二二ンガ四で弾けるのだ...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...悲鳴、叱呼（しっこ）、絶叫、怒罵と、衝突、破砕（はさい）、弾ける響、災の吼（うな）る音...
羽志主水 「越後獅子」
...どんなふうにも弾けるので...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...どこかで爆竹の弾ける音がすさまじく耳のそばでしている...
林芙美子 「新版 放浪記」
...いろいろな光彩が弾ける...
林芙美子 「新版 放浪記」
...この部屋でバイオリンを夜弾けるし...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...あの人は自慢なのよ――我流だから暗闇でも弾けるのよ...
牧野信一 「断唱」
...空（そら）で弾けるものなんぞ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...寿命の来る迄相変らず箏が弾ける様にと...
宮城道雄 「雨夜の駅」
...四分音を弾けるピアノを特に作ったんですよ……』彼はそういい乍（なが）ら...
蘭郁二郎 「腐った蜉蝣」
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