...長老が今朝ほど客を迎えた次の間へ引っ返すと...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...途中から引っ返す口実にもならない...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...そのためにわざ/\引っ返すこともないと決め...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...さればといって此処まで来て引っ返すのは永久に悔いを残すことになるだろう...
野上豊一郎 「吹雪のユンクフラウ」
...私は家に引っ返すと...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...また海岸へ引っ返すと...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...約二十分やってすぐ引っ返すといふきはどい芸当をやる(40)...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...宿へ引っ返す...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...私たちはその途中から引っ返すことにした...
堀辰雄 「美しい村」
...同船は何らかの理由で航路を転じてダアバン港へ引っ返す途にあったものと考えなければならない...
牧逸馬 「沈黙の水平線」
...いったん元の所へ引っ返すよりほかに道がなかったのです...
吉川英治 「江戸三国志」
...無理をいわずに引っ返すとするからな」と...
吉川英治 「銀河まつり」
...ただ引っ返すのも業腹至極(ごうはらしごく)...
吉川英治 「私本太平記」
...返せ」「おういっ、道をもどれ」「返せや、後の者っ」なお、駈け来る者と、引っ返す者とで、渦(うず)をえがく混騒(こんそう)が生じた...
吉川英治 「新書太閤記」
...手をむなしく引っ返すべき...
吉川英治 「新書太閤記」
...高松市へ引っ返す...
吉川英治 「随筆 新平家」
...引っ返す気にはなれない...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...蜘蛛は、上へ引っ返す...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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