...今日人間のすることの中には服従性の盛んであったころからの引き続きもあれば...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...この頃になって一時に種々(いろいろ)の事が一緒に起って来るので、どの話をしてよろしいか自分ながら選択に苦しみますが、先に日本美術協会の話をしたから、引き続き、ついでに東京彫工会のことについて話します...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...それから引き続きに九月まで休むと云うことになっていた...
谷崎潤一郎 「細雪」
...店主が引き続き抵抗するのをものともせず...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「唇のねじれた男」
...天主堂へは信者が引き続き参詣している...
永井隆 「長崎の鐘」
...此度はもう引き続き身体が悪いので危険なことを冒すことは出来ぬ...
長塚節 「隣室の客」
...時としては朝食からして引き続き酒宴に移ることもある...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...しかし容態は引き続き看護を必要としており...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...一日(あるひ)朝鮮変乱に引き続きて...
福田英子 「妾の半生涯」
...引き続き舞踏会に招待されていた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...引き続きその邸(やしき)に住むようになったのだった...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...昨日は朝来(ちょうらい)引き続きて来客あり夜寝時に至りしため墨汁一滴を認(したた)むる能はず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...さてこの合祀に引き続き...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...宮は引き続き誠意を書き送っておいでになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...引き続きて維廉(ウィルヘルム)一世と仏得力(フレデリック)三世との崩(ほうそ)ありて...
森鴎外 「舞姫」
...その後も引き続きグラグラと来るたんびに...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...……にも拘わらず挿絵の方は非常な好評で、引き続き大家、十一谷(じゅういちや)義三郎氏の「神風連(しんぷうれん)」を描くことになりました...
夢野久作 「挿絵と闘った話」
...日露戦争後は引き続き日本政府の信任を受けまして米国に入り...
夢野久作 「暗黒公使」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??