...だから事務的のことは下に事務局があつてその方を引き受ければよろしい...
會津八一 「大學とその總長」
...今度は呑牛が引き受けて...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...引き受けてしてゐるのである...
グスタアフ・ヰイド Gustav Wied 森林太郎訳 「薔薇」
...面倒な事務を引き受けて整理してくれましたから...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...四十万人の手で五千か所の火事を引き受けることになる...
寺田寅彦 「からすうりの花と蛾」
...事は天上の判事が引き受けることとなり...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...一つ女の職人を仕立てるのも面白かろうと引き受けてくれた...
徳田秋声 「縮図」
...従ってマルクス主義や唯物論を攻撃することをまず第一の役割として引き受ける処のものだった...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...自然科学者や技術家のこうした一種の啓蒙の役割を引き受けようなどとすると...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...自分がすべて引き受けると言った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...でその仕事を引き受けて言った...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...とうとう和歌山見物だけは引き受ける事にした...
夏目漱石 「行人」
...自分はけっしてこんな役割を引き受けべき人格でなかった...
夏目漱石 「行人」
...自分の仕事として引き受けた専門の職責とは心得られなかったくらい...
夏目漱石 「坑夫」
...そう快く引き受ける気にもならなかった...
夏目漱石 「三四郎」
...こっちは引き受けたぞ」万三郎はあっと云った...
山本周五郎 「風流太平記」
...日本人の心配を引き受けるのは領事の方の仕事だから...
横光利一 「旅愁」
...どんなに私の心安い本屋でもこれまで名の知れてない人の長い小説は引き受けてくれませんからね...
與謝野晶子 「女が来て」
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