例文・使い方一覧でみる「建て方」の意味
スポンサーリンク...所によつて家の建て方から美術工芸品の製作に至るまでみんな違つてをります... 
石川三四郎 「農民自治の理論と実際」
...この屋敷の建て方は...
海野十三 「時計屋敷の秘密」
...古めかしい建て方でした...
江戸川乱歩 「大金塊」
...あの頃までは東京の町家も皆薄暗い建て方で...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...この建物が何処か支那の港町にあるような建て方で...
谷崎潤一郎 「細雪」
...一区画離れたような建て方で...
徳田秋声 「黴」
...お隣りはどんな建て方をなさるか知れないが...
豊島与志雄 「蔵の二階」
...首材（ステム）の後材（スダルンポスト）の建て方...
中里介山 「大菩薩峠」
...おそらく建て方のいびつなためであろう...
橋本五郎 「地図にない街」
...それは住居（すまい）だか倉庫だか分らないような建て方であった...
葉山嘉樹 「淫賣婦」
...街はロンドンの半分くらいですが、家の建て方が、ひどく奇妙で、そして、ほとんど荒れ放題になっているのです...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...表つきは武術道場らしい武者窓を持った建て方だ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...こんなにも自然の一部になり切っている建て方も少いであろう...
柳宗悦 「全羅紀行」
...やはりヨハンが建て方をさしずして...
吉川英治 「江戸三国志」
...この辺では珍らしい洋式を取り入れた建て方のものであった...
蘭郁二郎 「脳波操縦士」
...一つの国土における家の建て方村落の位置の選び方などには...
和辻哲郎 「孔子」
...壁を多く使った切妻（きりづま）風の建て方も...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...和洋折衷と言ってもよほど風変わりの建て方で...
和辻哲郎 「漱石の人物」
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