...彼女は幸福者だと感じている...
...幸福者になるためには、努力が必要だ...
...幸福者になる秘訣は自分の心にあります...
...彼女は幸福者だからこそ、誰かを幸せにすることができる...
...幸福者とは、物質的な豊かさよりも内面的な満足感を持っている人のことだ...
...爰の邸へ引取られてからは俺も飛んだ幸福者(しあはせもの)で...
内田魯庵 「犬物語」
...二葉亭が苦悶を以て一生を終ったに比較して渠(かれ)らは大いなる幸福者である...
内田魯庵 「二葉亭四迷」
...飛んだ幸福者(しあはせもの)として羨まれるさうで...
薄田泣菫 「茶話」
...君は何が楽みで幸福者(しあはせもの)なんだい...
薄田泣菫 「茶話」
...幸福者(しあはせもの)だとも言へないらしかつた...
薄田泣菫 「茶話」
...何を食べてもうまい! 私は何と幸福者だらう...
種田山頭火 「其中日記」
...幸福者とよばれて居りましたが...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...極度の曙(あけぼの)一 不幸者をあわれみ幸福者を恕(ゆる)すべし幸福であるのは恐るべきことである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...自分の方が確かに幸福者(しあわせもの)であると言われて...
中里介山 「大菩薩峠」
...さておれの身は如何(どう)なる事ぞ? おれも亦(また)まツこの通り……ああ此男が羨(うらや)ましい!幸福者(あやかりもの)だよ...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...そいつは天下の幸福者だぞ...
牧野信一 「R漁場と都の酒場で」
...――「あんな美しい女と交際が出来たのは何といふ自分は幸福者なんだらう...
牧野信一 「痴想」
...憧憬なんぞを知らない幸福者として...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ある幸福」
...これらの小さな幸福者であり物真似師である人々は...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ルイスヒェン」
...中途半端な幸福者ではなかつたらしい...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...世の中の総ての幸福者は適宜に此の機会を捕へて放さなかつた...
横光利一 「悲しめる顔」
...無爲平凡な日ばかり送つてゐる形だけの幸福者には味はへないものである...
吉川英治 「折々の記」
...あわれむべき小悪(しょうあく)よ!汝はきょうまで余の手先に踊らされていた悪魔の子分だ!ういやつ!秘帖は貰ってゆく!おれは元来阿波を見物にきた閑人(ひまじん)ではない!一角はこの嘲笑と徒労を知らずに死んだ幸福者!さらば...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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